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デイサービス職員が施設での認知症利用者との接し方と注意点とは!!

更新日:

65歳以上の高齢者の中には、認知症の患者さんが20%以上もいると言われています。

比較的多い症状でありながら、実際に認知症の方と接してみると、ほとんどの方は戸惑います。

デイサービスのベテランスタッフでさえも、慣れるまではかなり戸惑ったことでしょう。

戸惑うのが当たり前とは言え、介護を職業としているからには、やはりどんな利用者さんであれ上手に接したいものですね。

そもそも、デイサービスは、利用者さんの自立をサポートするための施設なのですから。

では、認知症の利用者さんとの接し方について見ていきましょう。

認知症は記憶力・判断力・理解力などが衰える病気


デイサービスで勤務するからには、まず知っておきたいのが認知症に関する知識。

私たちの体は年齢とともに衰えていくのですが、体の衰えは脳に現れることもよくあります。

今まで正常に機能していた脳に、何らかの障害が起こって、記憶力・判断力・理解力などに支障が出てしまうのです。

これが認知症なのですが、主に次のような症状が現れます。

「つい今したこと、話したことを忘れてしまう。」

「今までしっかり覚えていたことを急に忘れてしまう。」

「物覚えが悪くなる。」

「普段と違うことに、対応できなくなる。」

「時と場所の判断が難しくなる。」

「道に迷いやすくなる。」

「急に機械や器具の使い方が分からなくなる。」

「計画性が無くなる。」

このような症状だけならまだ良いのですが、ストレス・不安・体の不調などが重なると大変。

暴言や暴力、徘徊、異食などの厄介な症状が現れることもあります。

デイサービスでの認知症利用者との接し方、注意点

相手を受け入れて居心地を良くしてあげること
暴言や暴力、徘徊、異食などの厄介な症状は、多くの場合は何らかの不快感をきっかけに起こります。

もちろん、「不快感をゼロに!」と言うのも難しいのですが、少しでも「相手を受け入れて居心地を良くしてあげること」を心掛けましょう。

そうすれば、利用者さん本来の優しい人格を保ちやすくなります。そこで、次のように利用者さんに接してみてください。

「間違っていると思っても、まずは相手の主張を聞いてあげる。」「相手の間違った行動を否定・指摘せず、さりげないサポートをする。」「相手が話している時は、しっかり話を聞いてあげる。」「こまめに声をかけてあげる。」「好きなことを自由にやらせてあげる。」「褒めて自信を持たせてあげる。」

例えば、よくありがちな間違いだと、利用者さんが介護スタッフを「お母さん」と呼んだり、他のスタッフと名前を間違えたり。これも「お母さんじゃないよ。」「私は〇〇だよ。」と否定せずに、お母さんや他のスタッフになりきってしまうのも思いやりです。

 

厄介な症状でもスタッフが冷静になること
認知症の利用者さんの対応は、なかなかマニュアル通りには行かないもの。

中でも、暴言、暴力、徘徊、異食などの厄介な症状が見られると、介護スタッフではどうにも対応が難しい場合も。

例えば、火遊びしてしまうとか、食べ物ではないものを飲み込んでしまうとか、物を壊してしまうなどはありませんか。

このような場合は、危険なものを目の届かない場所、手の届かない場所に置いておけば、大丈夫なことが多いです。

ただ、自傷行為をしたり、叫んだり、暴れ出したり、暴力を振るったりなどの場合は、さすがに介護スタッフも慌ててたくなりますよね。

実は、こんな時こそ、介護スタッフが冷静に対応しなければいけないのです。

利用者さんがストレスや体の不調を訴えているのかも知れませんので、まずは優しく声をかけてあげましょう。

落ち着いて話を聞いてあげることで、状況が落ち着くこともあります。症状によっては、家族・専門医への相談が必要な場合もあります。

まとめ

デイサービスで認知症の利用者さんに上手に接するためには、まずは認知症を「記憶力・判断力・理解力などが衰える病気」として把握することです。

記憶力・判断力・理解力などが衰えた状態を想像するのは難しいですし、「認知症の利用者さんの気持ちになって!」と言われても無理があります。

でも、利用者さんに不快感を与えないように、「相手の気持ちを受け止めて、居心地を良くしてあげようとすること」は心掛け次第で可能です。

認知症には暴言や暴力、徘徊、異食などの厄介な症状もあるのですが、万一このような症状に直面しても、せめて冷静でいることだけは忘れないでください。

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