デイサービスで毎日のようにおこなわれるレクリエーション。
利用者が飽きずに楽しめるものとなるとレパートリーが豊富に必要になってきます。
しかしアイデアがなかなか出ずにマンネリ化している人も多いようです。
また、毎回準備をしなくてはいけないレクリエーションだと、大変で、負担になってしまいます。
そのうち、考えることが嫌になってしまい結局マンネリしてしまうなんて事にもなりかねません。
なるべく毎日の負担にならないように、それでいて盛り上がるレクリエーションを紹介したいと思います。

数字が出てきますので、簡単な計算をして、脳のトレーニングになるレクリエーションができます。
事前の準備もほとんどないものばかりですので急な時にできますよ!
サイコロリレー
サイコロとレンゲを用意します。
レンゲはひとり1個持ち、チームに分かれて縦に椅子に座って並びます。
よーいスタートの合図で隣の人のレンゲにサイコロを移します。
その繰り返しで、最後まではやく移し替えた方が勝ちとなります。
丸いボールでやるよりも落としにくく、難易度は優しくなります。サイコロの数字は使わずに形を利用しました。
指先を使うので機能運動になりますね。
運試しゲーム
レクレーションをする人は内側を見て円になります。
そして、2組にわかれます。
2組が順番にサイコロを振ります。
出た目を足していき、その合計の数が多い方が勝ちになります。
単純なゲームで、用意するものはサイコロだけですが、最後まで勝敗が分からないドキドキが盛り上がります。
大事な時に1が出たり、最後の人で大逆転もあり得るこのゲーム。

注意点としてはサイコロはなるべく大きなものを用意してくださいね。
数字消しゲーム
こちらのゲームはサイコロ2個と1から12までの数字が書かれているカードです。
テーブルごとにチームに分かれチームに1枚カードを配ります。
チームで1回2個のサイコロを振って、出た目を合計した数字をサイコロを振ったチームだけが消していきます。
消した目が出た場合は次を待ちます。それを順番におこなっていき、全部の数字を消したチームが勝ちとなります。
サイコロを増やすことで、難易度も上がっていき、長時間のレクリエーションになります。
利用者に合わせて調整してみてください。なかなかすべて消えないようなら、「これで最後です」と声をかけて、1回ずつ振ったところでよりたくさんのますを消しているグループの勝ちとしてもいいですね。
計算サイコロ
こちらはサイコロとホワイトボードを用意します。
最初にひとつ数字を決めておきます。
順番にサイコロを振ってその数字ちょうどになったら大成功!
なかなか難しく、ぴったりになった時の喜びはひとしおですよ!
アレンジとしてはチームに分かれて決めた数字に近い目を出したグループの勝ちと言うゲームも盛り上がります。
足すだけではなく、引き算を取り入れることで難易度が調整できます。
次に何が出たらちょうどになるかを考えて確認してから振ることが大切です。
大勢でサイコロの目を利用してレクリエーションをする際には小さなサイコロだと何が出たのか見えません。
勢いよく振るとどこかへ飛んで行ってしまうことも。なので、おおきなさいころがいいですね。
なければ四角いソフト積み木に数字のシールを貼ったり、四角い段ボールを使うのもいいですね。
四角い箱のお菓子なんかもあったりしますので日頃から気にしていれば慌てずに準備ができます。
2個大きなサイコロがあるだけで、脳トレーニングにもつながるレクリエーションが豊富にできるので作っておいて損はありませんよ!
