
デイサービスや福祉に興味のある方や地域の方です。
そのような人がボランティアスタッフとして1日~数週間スタッフとして入ることがあります。
ボランティアスタッフはデイサービスの仕事に興味を持ち、資格を取っていつかはデイサービスで働きたいと思っている人が多いと思います。
遠慮せずに声をかけてさまざまな仕事の体験をしてもらいましょう。
こちらから声をかけなければボランティアスタッフは何をしていいのかわからないのです。
どんどんお任せできることはやっていただくことで、スタッフとボランティアスタッフ、
利用者とボランティアスタッフ間でいい関係が築けることでしょう。

ことで、スムーズに、楽しいレクリエーションの時間を過ごすことができます。
目次
ボランティアスタッフを募集しよう!
施設によっては人員が足りず、ボランティアスタッフが来てくれるだけでも助かりますよね!
そんなときは積極的にボランティアスタッフを募集しましょう。

デイサービスに募集チラシを貼ろう
デイサービスの表にボランティアスタッフ募集のチラシを貼りましょう!
デイサービスの前を通った人でもわかりやすく見える位置に貼りましょう。
チラシを貼ること利用者様の家族や近所の人の口コミでボランティア希望の方が連絡をくれるかもしれません!
最近はインターネットやスマホアプリなどで「地元の掲示板」などのSNSもあります。
そういった地域のSNSを利用して募集するもの効果的ですよ!
社会福祉協議会
施設にボランティアを受け入れたいけれどボランティアを募集するにはどうしたらいいのでしょうか。
それぞれの地域には社会福祉協議会というものがあります。
社会福祉協議会は全国社会福祉協議会、都道府県・指定都市社会福祉協議会そして、地域で活動する市区町村社会福祉協議会があり、連絡を取り合い地域の人々が安心して生活できるよう様々な活動をおこなっている体制のことです。

地域によっては異なる団体が相談窓口を設けている場合もあるようです。
学生ボランティアを募集しよう
ボランティアを募集するのに効果的な方法は、近所の中学や高校、大学などに
ボランティア募集の旨を周知してもらうことです!
地域によっては中学生などが学習の一環でやってくる場合があります。
その場合はボランティアとしてというよりも福祉に触れ、体験することが目的になりますので本人任せにしないようにしましょう。
今後、これをきっかけに介護職員が増えればいいなという温かい気持ちで受け入れましょう。
福祉に興味のある学生さんが休みの日を使ってボランティアに来てくれるなど、学生さんの力を借りている施設も多いです。
ある施設では毎週、中学校の吹奏楽部の生徒さんがボランティアで演奏し、デイサービスでの仕事も手伝ってくれるそうですよ!
ボランティア団体、地域サークルにお願いする
地域にはよくボランティア団体や地域のサークルなどがあります。
みなさん有志で集まっている方ばかりで、地域のためになることなら積極的に参加してくれる団体が多いです。
そのためには公民館や市役所でデイサービスボランティア募集の旨を伝え、地域の方々に周知してもらうのが良いですね。
ポスティング
これは近所のお宅や団地にボランティア募集のチラシをポスティングする方法です。
近くの方であれば連絡をくれる可能性は高いですよね!
デイサービスのアルバイトや社員の募集でもこの方法は効果的です!
ボランティアスタッフと一緒にレクを楽しもう
ジェスチャーゲーム
ボランティアスタッフに前に出てきてもらいお題をみて、それを連想させる動作をしてもらいます。
利用者が動きを見て、お題を答えるというゲームです。
お題は動きだけでしゃべるのは禁止です。大きな動きでオーバーリアクションでおこなうのがコツです。
はじめは恥ずかしいかもしれませんが、それでは利用者は答えることができませんので利用者様のためにも恥ずかしさは忘れて
集中です!そのうちに慣れてきますよ。
伝承遊び
お手玉や折り紙、紙飛行機など、利用者の中にも得意な人がいて、昔の勘が戻るとお見事な手さばきを見せてくれる人もいます。そんな得意分野の遊びを見せて、すごいね、と褒めてもらうのはいくつになっても嬉しいものです。
お手玉を利用者に教えてもらったり、折り紙を一緒に折ったり、紙飛行機を折って飛ばしあいっこをしたり、一緒に楽しむという時間が利用者にとっては何よりも嬉しいことだと思います。
何かをしてあげなければ、という義務ではなく、一緒に楽しむことをしてほしいですね。
学生ボランティアさんなどにとっても昔の伝統芸や遊びを体験することは貴重な時間になるはずです!
手遊び
手遊びは今でも幼稚園や保育園でもやるほど人気の遊びです。
利用者の中には昔やったことがあるという人も大野ではないでしょうか。

■おちゃらかほい
向かい合って両手をつなぎ、せっせっせーの(手を上下に3回振る)
1 よいよいよい(手を交差して3回振る)
2 おちゃ(左手を下にして手をたたく)
3 らか(右手で相手の左手をたたく)
4 おちゃ(2の繰り返し)
5 らか(3の繰り返し)
6 おちゃ(2の繰り返し)
7 らか(3の繰り返し)
8 ほい(じゃんけん)
9 おちゃらか勝ったよ・負けたよ・あいこで(勝ったらバンザイ・負けたら泣きまね・あ いこは手を腰に当てて威張るポーズ)
10 これを繰り返します。
■幸せなら手をたたこう
1 幸せなら手をたたこう(のあと手拍子2回)
2 幸せなら手をたたこう(のあと手拍子2回)
3 幸せなら態度で示そうよ
ほらみんなでてをたたこう(のあと手拍子2回)
とてもシンプルですが、皆で手拍子が揃うと気持ちがいいものです。
また、この歌には続きがあり、2番は手の部分が足、3番は手に部分が肩に変わり2番では足踏み、3番では肩たたきになります。手遊びと言っても3番までおこなうと全身運動にもなります。
ボランティアスタッフの得意なことをレクリエーションに取り入れるというのもいいですよね。
楽器が得意なら演奏会、踊りが得意なら踊りの発表会など。
職員だけではなく、ボランティアスタッフがいる環境の場合はボランティアの人ができることを率先してできるような工夫をすることで、利用者が楽しく、ボランティアスタッフも参加することができます。

普段できないレクリエーションを取り入れることもできるので、この機会にしかできないことをおこなうのもいいですよね。
ボランティアを活用する意義
デイサービスは職員が利用者に対して、基本的生活保障を提供しなくてはいけません。
しかし、より生活を豊かに、ひとりひとりについて接するのは現状の体制では限界があるのが事実です。
そんな中、ボランティアを受け入れることで、職員だけでは実現できなかったことができるようになったりと、利用者の生活を豊かにすることも可能になります。
ボランティアを受け入れることで、様々な人が出入りすることになり、施設の透明性にもつながり、職員だけの考え方だけに偏らず、資質向上にもなります。
また、ボランティアに参加することで、障害や老化に対する偏見や差別をなくすことにもなります。
施設の利用者への生活が豊かになり、職員やボランティアにとっては資質向上、施設側は職員だけでは不可能だった行事を行うことでりゆしゃへのサービス向上につながりこんごのじぎょうてんかいをスムーズに進めることができます。
ボランティアは役に立ちたくても何をすればいいのかわからずに戸惑ってしまうという人が多いと思います。
せっかく来てもらうのですから「これは言ってもいいのか?」と遠慮をせずに施設側の意向をしっかりと伝え、意思疎通を取ることで、ボランティアも動きやすくなることでしょう。
また、ボランティアの人は内部のスタッフではなく外部の人です。
ボランティア活動の中で嫌な思いをした場合、施設の悪い評判が広がってしまうかもしれません。
デイサービスの仕事を手伝いに来ていただいているお客様という認識を忘れずに接することが大事です。