
なぞなぞを考えることで頭の体操になり、認知症も予防できます。
利用者さんとおしゃべりしている時にも活躍するなぞなぞを集めました。
◆おやじギャグを使ったなぞなぞ
なぞなぞの定番は、おやじギャグが答えになっているものです。
答えを聞いて思わず笑ってしまう、そんななぞなぞに人気があります。
例題を集めました。
問題①:誰かが、勢いよく池に落ちてしまいました。どんな人?
答え:坊ちゃん(ぼっちゃん!と池に落ちるから)
問題②:半分おしりを出すのが仕事のおじさん。どんな仕事をしてる?
答え:裁判官(判決=半ケツを出す仕事だから)
問題③:星は星でも、すっぱーい星はなに?
答え:梅干し
問題④:もうちょっと、もうちょっとと言って全然作り終わらないのはなに?
答え:芸術作品(アート少し、だから)
問題⑤:食べるといいことがありそうなフルーツってなに?
答え:いよかん(いい予感、だから。)
問題⑥:太郎君のお父さん、出世したのにブスッとしているんだって。どうして?
答え:部長になったから(仏頂面=ぶっちょうづら、だから)
問題⑦:パソコンが得意なエミちゃんが、褒められた。なんて言われた?
答え:わー、プロみたい!(ワープロ、だから)
問題⑧:料亭に行ったら、呼んでもいないのに芸者さんが2人来たんだって。なんでかな?
答え:両手に花(料亭に花)だから。
問題⑨:よしえさん家の5歳の孫が、初めて一人で家に遊びに来るだって。
何に乗って来る?
答え:モノレール(もう乗れーる、から)
問題⑩:いつの間にか少なくなってしまう植物ってなんだ?
答え:へちま(減っちまった、から)
◆頭をひねる なぞかけ問題
少々難しいなぞなぞをするなら、なぞかけ問題がおすすめです。
お年寄りにはなぞかけはなじみ深いものですから、楽しんでやってくださいますよ。
答えが分からなくても感心する、という楽しみ方ができるのがメリットです。
こちらも例題を集めました。
問題①:囲碁の対局とかけまして、病院や診療所ととく。その心は?
答え:どちらもいし(石・医師)が置かれています。
問題②:新婚さんとかけまして、目玉焼きととく。その心は?
答え:どちらもきみ(君・黄身)が中心です。
問題③:生乾きの洗濯物とかけまして、マラソンととく。その心は?
答え:どちらもかんそう(乾燥・完走)が必要です。
問題④:新聞紙とかけまして、野球の応援ととく。その心は?
答え:どちらもよく燃えるでしょう。
問題⑤:書初めとかけまして、大掃除ととく。その心は?
答え:どちらもすみ(墨・隅)にこだわります。
問題⑥:凄腕スパイとかけまして、売れっ子作家ととく。その心は?
答え:どちらも得意はかくしごと(隠し事・書く仕事)です。
問題⑦:空手の名人とかけまして、おしどり夫婦とく。その心は?
答え:長年いたわり(板割り・労り)続けています。
問題⑧:卒業式とかけまして、新幹線とときます。その心は?
答え:ひかりやのぞみ(光・望み、ひかり・のぞみ)があるでしょう。
問題⑨:カチカチのアイスとかけまして、東大の入試問題とときます。その心は?
答え:ぜんぜんとけません(溶けません・解けません)
問題⑩:キンキンに冷えたビールとかけまして、迷惑なお客さんとときます。その心は?
答え:さっさとつまみ出してほしいでしょう。
◆なぞなぞの活用シーン

そのため、活用の幅が非常に広いです。
お茶の時間やおしゃべりをしている時間に、スタッフが出題すると手軽に脳トレができます。
子ども用のなぞなぞ本を買ってきて、出題しても盛り上がりますよ。
脳トレドリルの端の方に、箸休めとしてなぞなぞを3択問題にして書いておくのもおすすめです。
大人数でなぞなぞ大会をする時は、〇×クイズや三択クイズの形式にすると盛り上がります。
一生懸命考えることで脳が活性化する、なぞなぞ。うまく活用して、楽しく脳トレしたいですね。